TI-FRISでは、専門分野で世界を先導しつつ、異分野の研究者と学際研究を展開できる力(学際性)、世界の研究者と切磋琢磨して研究を推進する力(国際性)、および社会と連携して研究成果を社会実装できる力(社会性)を強化するための支援を実施しています。
※ 各支援への申請はTI-FRISフェローに限ります。
募集情報
令和7年度実施分
TI-FRISでは令和7年度に実施する以下の各種支援への申請を、TI-FRISフェローから募集します。詳しくは「令和7年度各種支援募集通知」をご覧ください。
- 学際融合研究支援
- 研究交流支援
- 研究成果発表支援
- セミナー開催支援
- 産学共同研究・社会実装支援
令和6年11月1日(金)正午 〜 29日(金)正午
■ 採択決定時期令和7年1月中を予定
学際研究者交流プログラム
学際融合研究支援
学際融合研究者交流の結果、それぞれの研究者が持つ学際融合研究のシーズを利用して、論文出版が可能な学際融合研究に発展するよう促すため、分野や機関の垣根を越えた優れた共同研究の提案を公募し、研究費の支援を行います。
■ 申請額1申請あたり原則として1年度あたり上限50万円を標準とする。ただし、年度毎に見直すことができるものとする。
■ 支援件数及び支援金額支援件数は、各年度に新規で4件程度を標準とし、支援対象年度の予算及び申請件数を考慮して調整することができるものとする。
■ 申請時期及び支援期間支援開始年度の前年度(11月頃)に申請を受け付け、支援期間は支援開始年度の4月1日から最長2年度とする。
これまでの支援実績
- 令和4年度:2件(総額79万円)
- 令和3年度:実施計画なし
- 令和2年度:実施計画なし
研究交流支援
TI-FRISフェローを世話人とし、他に所属機関が異なる2名以上のTI-FRISフェローまたはシニアフェローが参加する研究交流会を開催するために必要な以下の経費の支援を行います。
■ 申請額1申請あたり原則として上限20万円を標準とする。ただし、上限額は年度毎に見直すことができるものとする。
■ 支援件数及び支援金額支援対象年度の予算及び申請件数を考慮して決定するものとする。ただし、年度毎の支援総額について原則上限100万円を標準とし、上限額は年度毎に見直すことができるものとする。
■ 申請時期及び支援期間支援対象年度の前年度(11月頃)に申請を受け付け、支援対象年度の4月1日から3月31日までを支援期間とする。
これまでの支援実績
- 令和6年度:4件(総額98万円)
- 令和5年度:実施計画なし
- 令和4年度:実施計画なし
- 令和3年度:実施計画なし
- 令和2年度:実施計画なし
国際共同研究プログラム
スタートアップ支援
TI-FRISフェローがそれぞれの分野で世界トップレベルの研究を推進することができる独立した研究環境を整備するために、スタートアップ支援を実施します。
■ 支援期間毎年4月から実施する。支援期間は最大2年度とする。
■ 支援金額100万円/年を上限とする。
これまでの支援実績
- 令和4年度:11件(総額1100万円)
- 令和3年度:21件(総額2100万円)
- 令和2年度:13件(総額1300万円)
国際共同研究支援
TI-FRISフェローが海外の研究機関(原則として国際メンターの研究室)に1か月程度滞在して国際共同研究を行うために必要な旅費や研究費等を支援します。
■ 支援期間毎年4月から実施する。支援期間は最大5年度とする。
■ 支援金額100万円/年を上限とする。
これまでの支援実績
- 令和4年度:25件(総額2500万円)
- 令和3年度:21件(総額2100万円)
- 令和2年度:15件(総額1500万円)
研究成果発表支援
研究成果の発表のために要する経費(国内外での国際会議参加費や論文投稿料等)を支援します。
■ 申請額1申請あたり原則として上限40万円を標準とする。ただし、年度毎に見直すことができるものとする。
■ 支援件数及び支援金額額支援対象年度の予算及び申請件数を考慮して調整することができるものとする。
■ 申請時期及び支援期間支援対象年度の前年度(11月頃)に申請を受け付け、支援対象年度の4月1日から3月31日までを支 援期間とする。
これまでの支援実績
- 令和4年度:10件(総額395万円)
- 令和3年度:9件(総額327.5万円)
- 令和2年度:15件(総額360万円)
セミナー開催支援
セミナーを開催するために必要な経費(講師旅費、講演謝金、広報のための費用等)を支援します。
■ 申請額1申請あたり原則として上限30万円を標準とする。ただし、年度毎に見直すことができるものとする。
■ 支援件数及び支援金額額支援対象年度の予算及び申請件数を考慮して調整することができるものとする。
■ 申請時期及び支援期間支援対象年度の前年度(11月頃)に申請を受け付け、支援対象年度の4月1日から3月31日までを支 援期間とする。
これまでの支援実績
- 令和4年度:9件(総額228万円)
- 令和3年度:4件(総額80万円)
- 令和2年度:15件(総額270万円)
研究社会実装プログラム
産学共同研究・社会実装支援
優れた共同研究や社会実装の提案を公募し、研究費の支援を行います。
■ 申請額1申請あたり原則として1年度あたり上限50万円を標準とする。ただし、年度毎に見直すことができるものとする。
■ 支援件数及び支援金額額支援件数は、各年度に新規で4件程度を標準とし、支援対象年度の予算及び申請件数を考慮して調整することができるものとする。
■ 申請時期及び支援期間支援開始年度の前年度(11月頃)に申請を受け付け、支援期間は支援開始年度の4月1日から最長2年度とする。
これまでの支援実績
- 令和4年度:6件(総額245万円)
- 令和3年度:実施計画なし
- 令和2年度:実施計画なし
支援における注意事項
研究成果における謝辞の表示
TI-FRISの支援を受けた研究成果を発表する場合は、その旨を謝辞に必ず表示してください。以下に標準的な記載例を示します("in part" などの追加や他支援との列記も可です)。
■ 英文"This work was supported by the Tohoku Initiative for Fostering Global Researchers for Interdisciplinary Sciences (TI-FRIS) of MEXT's Strategic Professional Development Program for Young Researchers."
■ 和文「本研究は文部科学省世界で活躍できる研究者戦略育成事業「学際融合グローバル研究者育成東北イニシアティブ(TI-FRIS)」の支援を受けています。」
実施報告書
各支援経費(スタートアップ支援は除く)の使途や成果等に関する報告書を提出していただきます。
■ 国際共同研究支援、学際融合研究支援、産学共同研究・社会実装支援、研究成果発表支援、セミナー開催支援以下の様式(日本語版または英語版)を使用し、支援を受けた全ての経費分をまとめて一つのファイルとして作成し、各年度末(3月31日)までにTI-FRIS事務局宛に提出してください。
■ 研究交流支援
以下の様式(日本語版または英語版)を使用し、開催後2週間以内にTI-FRIS事務局宛に提出してください。