March 12, 2021

第3回 TI-FRIS Hub Meeting/第19回 FRIS Hub Meeting(オンライン)

オンライン開催
 
 TI-FRIS Hub Meetingは、専門分野と機関の垣根を越えた学際融合研究の重要性を理解し、活用することができる研究者を育成するために、東北大学で月1回開催しています。
 言語は日本語と英語を混ぜて使用しています。異分野研究者同士では共通の常識や考え方は望めません。聴衆は発表中にどんどん質問し、討論し、理解を深めるようにしています。積極的にご参加ください。
 
第3回 TI-FRIS Hub Meeting(第19回 FRIS Hub Meetingとの合同開催)

日時:
2021年3月25日(木)11:00-12:00 

開催方式:
オンライン(Zoom)
事前登録が必要になります。参加申し込みフォームよりご登録ください。
 
発表者:
梨本 裕司 助教(TI-FRIS育成対象者/学際科学フロンティア研究所 生命・環境)
 
発表タイトル:
からだの「外」を「中」に近づける
(Engineering a better culture environment outside the body)
 
要旨:
ヒトの細胞培養の成功から今年で70年が経ちます。細胞培養は、からだの外で、からだの中の現象を知るために行われてきました。しかし、培養された細胞は、からだの中とは異なる挙動を取ることが報告され、モデルとしての意義が見直されています。からだの外の環境を中に近づけるための培養法として、工学の微細加工技術の応用が期待されています 。微細加工技術が扱うスケールが、細胞のサイズと一致するためです。本セミナーでは、マイクロ流体デバイスと探針型デバイスを例として、細胞培養、細胞計測の学際研究をご紹介したいと思います。