January 13, 2023
第23回 TI-FRIS Hub Meeting/第39回 FRIS Hub Meeting(ハイブリッド)
ハイブリッド開催
TI-FRIS Hub Meetingは、専門分野と機関の垣根を越えた学際融合研究の重要性を理解し、活用することができる研究者を育成するために、東北大学で月1回開催しています。
TI-FRIS Hub Meetingは、専門分野と機関の垣根を越えた学際融合研究の重要性を理解し、活用することができる研究者を育成するために、東北大学で月1回開催しています。
言語は日本語と英語を混ぜて使用しています。異分野研究者同士では共通の常識や考え方は望めません。聴衆は発表中にどんどん質問し、討論し、理解を深めるようにしています。積極的にご参加ください。
第23回 TI-FRIS Hub Meeting(第39回 FRIS Hub Meetingとの合同開催)
第23回 TI-FRIS Hub Meeting(第39回 FRIS Hub Meetingとの合同開催)
日時:
2023年1月26日(木)11:00-12:00
開催方式:
ハイブリッド開催(オンライン/Zoom ・学際科学フロンティア研究所セミナー室)
※オンサイト参加は当面はFRIS教員に限定させていただきます。
※新型コロナウイルスの感染状況によっては、感染拡大防止の観点から、
日時の変更、オンラインのみの開催等、変更が生じる場合もございます。
ご理解願います。
オンライン参加ご希望の方は、事前登録が必要になります。
参加申し込みフォームよりご登録ください。発表者:
市之瀬 敏晴(東北大学 学際科学フロンティア研究所 助教 / 生命・環境)
発表タイトル:タンパク質翻訳から探る脳機能の多様性
要旨:
要旨:
脳は機能や性質の異なる多種類の細胞から構成され、記憶学習や運動制御など、多様な機能を発現します。この多様性のベースとなるのは、ゲノムDNAにコードされた遺伝子の発現(タンパク質を作ること)です。二万を越える遺伝子のそれぞれについて、どの細胞で、いつ発現するのか、適切に調節される必要があります。演者らは最近、脳の特定細胞でゲノムワイドにタンパク質翻訳をモニターする手法を開発しました。本セミナーではこの手法を元に、脳内の細胞種の多様性と、記憶学習に代表される脳の可塑性が、タンパク質翻訳調節によってどのように実現されているか紹介します。