September 9, 2022

第19回 TI-FRIS Hub Meeting/第35回 FRIS Hub Meeting(ハイブリッド)

ハイブリッド開催
 
 TI-FRIS Hub Meetingは、専門分野と機関の垣根を越えた学際融合研究の重要性を理解し、活用することができる研究者を育成するために、東北大学で月1回開催しています。
 言語は日本語と英語を混ぜて使用しています。異分野研究者同士では共通の常識や考え方は望めません。聴衆は発表中にどんどん質問し、討論し、理解を深めるようにしています。積極的にご参加ください。
 
第19回 TI-FRIS Hub Meeting(第35回 FRIS Hub Meetingとの合同開催)

日時:
2022年9月22日(木)11:00-12:00 

開催方式:
ハイブリッド開催(オンライン/Zoom ・学際科学フロンティア研究所セミナー室)
 ※オンサイト参加は当面はFRIS教員に限定させていただきます。
 ※新型コロナウイルスの感染状況によっては、感染拡大防止の観点から、 
 日時の変更、オンラインのみの開催等、変更が生じる場合もございます。
 ご理解願います。
 
オンライン参加ご希望の方は、事前登録が必要になります。
参加申し込みフォームよりご登録ください。
 
発表者:
西山 正吾(宮城教育大学 教育学部 准教授/先端基礎科学)
 
発表タイトル:
巨大ブラックホールをめぐる星々

要旨:
天の川銀河の中心には、巨大ブラックホールがあると言われています。私たちは、天の川銀河の中心を周回する「星」を観測することで、太陽の約400万倍もの質量を持つ天体が中心に存在することを知りました。しかし天の川銀河の中心は、地球から約2万6000光年も離れています。遥か遠くにある星の運動を測定する、そんな研究は、どのような最先端技術に支えられているのでしょうか。そしてなぜ、光も逃げ出すことのできないブラックホールの存在を知り、その質量を測定できるのでしょうか。ブラックホール近くの星の運動は、どの重力法則に従うのでしょうか。このような謎について、お話しします。