December 8, 2021

第11回 TI-FRIS Hub Meeting/第27回 FRIS Hub Meeting (ハイブリッド)

ハイブリッド開催
 
 TI-FRIS Hub Meetingは、専門分野と機関の垣根を越えた学際融合研究の重要性を理解し、活用することができる研究者を育成するために、東北大学で月1回開催しています。
 言語は日本語と英語を混ぜて使用しています。異分野研究者同士では共通の常識や考え方は望めません。聴衆は発表中にどんどん質問し、討論し、理解を深めるようにしています。積極的にご参加ください。
 
第11回 TI-FRIS Hub Meeting(第27回 FRIS Hub Meetingとの合同開催)
日時:2021年12月23日(木)11:00-12:00
開催方式:ハイブリッド開催(オンライン/Zoom ・学際科学フロンティア研究所セミナー室)※オンサイト参加は当面はTI-FRISフェローとFRIS教員に限定させていただきます。
 
オンライン参加ご希望の方は、事前登録が必要になります。

発表者:
松井 弘之(山形大学 有機材料システム研究科 准教授/デバイス・テクノロジー/TI-FRISフェロー)

発表タイトル:
有機半導体とデジタル印刷で作る柔らか電子デバイス
(Flexible electronics with organic semiconductor and digital printing)
 
要旨:
有機分子は化学者の発想次第で多彩な性質を持ちうる。鉱石のようなシリコン半導体とは対照的に、有機半導体はプリンターで印刷できたり、ゴムのように伸びたりと、非常にユニークである。このような奇妙な新材料は、我々に何をもたらすのだろうか?私自身は応用物理の立場から、有機半導体とデジタル印刷を用いた柔らか電子デバイスの研究に取り組んできた。今回の Hub Meetingでは、異分野研究者とともに有機エレクトロニクスの動向や面白さ、課題について議論したい。